聖隷クリストファー中・高等学校
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11/5~11/12保健週間

11月5日(火)講演会:中野祐介市長
浜松市の中野祐介市長が「未来を担う若人へ」という演題で講演をしてくださいました。
浜松市は中学生・高校生・大学生や20代の若い人々が日々の生活や健康と向き合うことで、次世代の健康にもつながるよう、プレコンセプションケアを推進しています。
例えば子宮頸がん予防に積極的に取り組んでおり、HPVワクチンに関する正しい情報理解のためにSNS等を使い、情報発信を行っているそうです。
また、「浜松ウェルネスプロジェクト」を実施しています。「ウェルネス」とは健康を基盤とした幸せな人生や幸せな暮らしという概念です。市民が病気を未然に予防し、いつまでも健康で幸せに暮らすことができるように取り組んでいるプロジェクトです。
生徒たちは市長の話を熱心に聞き、講演後の質疑応答では活発に質問していました。

11月6日(水)・7日(木) 献血
献血とは、病気の治療や手術などで輸血を必要としている患者さんのいのちを救うために、健康な人が自らの血液を無償で提供するボランティアです。医療技術が進歩した今日でも血液は人工的に造ることができず、長期保存もできません。そこでみなさんの献血によって患者さんのいのちは救われます。
本校では毎年たくさんの生徒が学校保健週間の献血に協力してくれています。今年は高2・3の希望者と教職員で合計158人が献血に協力してくれました。
献血する前は緊張した様子の生徒も献血中は看護師さんと楽しく会話をし、リラックスした雰囲気でした。みなさんからの命のバトンが繋がれるはずです。

   

11月8日(金) メンテナンスケア
理学療法士の丹羽和道先生を講師にお招きし、「関節を整えて動ける体づくり」を行いました。
全身の関節を正しく動かせるワークで血流をUP。けがを予防するとともに、脳機能を向上させる「関節ワーク」エクササイズを楽しみながら行いました。身体を動かして、関節の動かし方を学ぶことができました。

11月11日(月) 認知症サポーター養成講座
浜松市人間科学研究所代表の奥山惠理子先生を講師にお招きし、認知症サポーター養成講座を行いました。この講座はすでに日本で1,600万人が聞いている講座です。日本は世界で高齢化率がナンバー1です。認知症は誰にとっても身近なものとなっています。
認知症は孤立しなければ悪化はしません。人と話したり、体を動かしたりすることで進行を遅らせることができます。また、認知症は早期発見が大切です。医療機関を受診し、少しでも早く次のステップに踏み出すことは、その後の人生をよりよく生きるためにも大切だということが分かりました。

11月12日(火) ピアサポート
ピアサポートコーディネーターの山口権治先生を講師にお招きし、「メディエーション」のロールプレイを行いました。「メディエーション」とは、当事者の話を聴きながら、繰り返し・要約などの傾聴スキルを使い、当事者が相互の事実・気持ちを理解し、共通点を見出し合意を形成することです。
実際にケンカの仲裁のロールプレイをしました。友人同士が対立し、メディエーターが解決に向けて互いの話を聴く練習でした。生徒たちは役になりきってロールプレイをしていました。今回の学びを活かして、学校生活でもメディエーターの役割をしていってほしいです。

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