学校保健週間
学校保健週間は、生徒が健康についての 理解を深め、自らの健康状態を把握し改善していく能力を高め、学校保健目標である「自己管理ができる生徒」の育成を図ることを目的として毎年実施しています。今年度は11月6日~10日に行われました。
■11月6日(月) 認知症サポーター養成講座
「認知症」はいまや老後の最大の不安の一つとなり、超高齢社会を突き進む日本にとって重要課題となっています。認知症は誰にも起こりうる脳の病気です。認知症の人は記憶障害や認知障害から不安に陥り、その結果まわりの人との関係が損なわれることもしばしばみられます。周囲の理解と気遣いがあれば穏やかに暮らしていくことは可能です。講師に浜松人間科学研究所代表の奥山惠理子先生をお招きし認知症についての正しい知識を学びました。
■11月7日(火) ピア・サポート
「ピア=仲間」「サポート=支援・援助」であることから「仲間による支援」を意味し、子供たちが相互に支え合う活動のことです。
生徒の悩みの多くは人間関係についてです。そこで、日本ピア・サポート学会理事で第一学院高等学院顧問の山口権治先生を講師にお招きし、良好な人間関係づくりについてグループワークを行いました。
■11月8日(水) 献血
日本赤十字社の献血車が来校し、高2・高3の希望者対象で献血が行われました。血液はいまだ、人工的に作ることができません。輸血されている血液は、すべて誰かの善意の献血によって支えられています。今年は生徒が225人申し込み、協力してくれました。
■11月9日(木) 講演会
日本ペップトーク普及協会代表理事の岩﨑由純先生をお招きし、PEP TALKについてのお話をしていただきました。PEP TALKとは、短くわかりやすく肯定的な言葉を使い、人の魂を揺さぶりやる気にさせるトーク術のことです。「できない」などとマイナスの言葉を発すると、その「できない」イメージが先行してしまうため、ポジティブな言葉選びが大切であるということを学びました。
■11月10日(金) メンテナンスケア
丹羽和道先生を講師にお招きし、身体のメンテナンスケアを行いました。人それぞれ、クセがあり、身体が歪んだり、痛みが生じたりと問題が発生します。丹羽先生に教わりながら、身体のケアを行い怪我のしにくい身体づくりをしました。