中2 アジア学院特別授業

　11月4日と25日のLHRの時間を使い、中学2年生がアジア学院特別授業を受けました。
　第1回は、アジア学院の歴史と働き、そして難民問題について、アジア学院の学生の皆様にもご参加いただき、オンラインにて学習しました。難民について、私達はどこか遠くの存在としてとらえがちだと思います。今回の授業を通して、「難民」ではなく「〇〇さん」と名前のある一人の自分の仲間であって、自分のこととして考えることが必要という学びをすることができました。　
　第2回は、SDGsについて学びました。中学2年生は、今年度の聖隷祭でもSDGsをテーマにして学習発表しましたので、それぞれ「SDGsなら知ってる」という気持ちもあったようですが、今回の授業ではまた新しいことをたくさん学びました。SDGsについて一層理解が深まると共に、「小さくてもアクションを起こそう」という気持ちを持つことができました。
　2回の授業を通して、「知ったことを周りに知らせること」「自分でもっと知ろうとすること」も、世界がかかえる問題解決のひとつになるのだ、と学びました。世界の抱える問題は大きくて、一人の力では解決することができません。でも、同じ問題を認識し、それぞれが意見を持ち、それを互いに交わし、協力して解決しようとすれば、世界は確実に変わるのです。
　
アジア学院については、ＨＰをご参照ください。https://ari-edu.org/