高2英数科 夏の特別授業「SPARK CAMP」

 7月30日~8月1日の3日間で、 英数科2年夏の特別授業「SPARK CAMP」  を行いました。
 1日目は「大人になった卒業生の話を聞き、自分の将来を自分で描いてみよう」というテーマで授業を行いました。1つ目のプログラムでは社会で活躍中の本校の卒業生4名の方に講演をしていただき、2つ目のプログラムではJapan Education Labの方に来ていただいて「進路に対する熱意をアップデート~主体的進路選択のために~」と題して授業を行いました。高校時代から就職して働くまでのプロセスや、進路選択・職業選択について、生徒たち自身がより具体的に考えるきっかけになったのではないかと思います。
 2日目は「お金が自分の人生や社会とどのように関わっているか考えてみよう」をテーマに授業を行いました。1つ目のプログラムでは、三井住友銀行SMBCグループの方に来ていただいて金融経済教育とキャリア教育を絡めて授業をしていただきました。2つ目のプログラムでは、第一生命保険株式会社の方に来ていただき、ライフサイクルゲームを通して生涯設計について考え学ぶ時間を持ちました。生涯の中でどのようなイベントやリスクがあるのかや、どれくらいお金が必要になるのか、また選択やリスクマネジメントの重要性等を、楽しみながら学ぶことができました。
 3日目は「視野を広げ、自分の意見を表現する中で、学ぶ意義を考えてみよう」をテーマにKnotの方に授業を組み立ていただき、「正解のない社会で選択していくためには」と題して授業を行いました。模擬選挙で様々な政党の公約を調べて投票をしてみたり、肯定否定に分かれて情報を集めてディベートをしたりする中で、自分で選択することの重要性や、選択するためには知識が必要不可欠であることを、生徒たち自身が実感できたようです。
 SPARK CAMP全体を通して、大人になっていく上で役立つことに多く触れられた3日間となりました。受けた刺激を自分事としてしっかり吸収し、将来に役立ててもらえたら嬉しいです。自分の進路や人生において、何事も主体的に選択し、悔いのない人生を歩んでいけるよう願っています。