高2 研修旅行 九州コース④

12月11日(木)、研修旅行4日目は、長崎の歴史と文化を学ぶ一日となりました。

午前中は長崎原爆資料館を見学し、その後、被ばく者の方から直接お話を伺いました。生徒たちは、当時の状況や平和への願いが込められた言葉に真剣に耳を傾け、それぞれが平和について考える貴重な時間となりました。

生徒の感想からは、
「今の幸せ、当たり前が普通じゃないことにもう一度感謝をしながら過ごしていきたい」
「正直かなりショッキングな画像もあったが、同じ日本人として目を背けたくない」
「これからは戦争を風化させないために、僕たち一人ひとりが次世代へと繋いでいけるような行動をしていきたい」
など、深い学びと気づきが多く語られました。

午後からは長崎市内で班別研修を行いました。中華街、出島、大浦天主堂、グラバー園など、歴史と異文化が交わる長崎ならではのスポットをそれぞれが訪れ、街並みや人との交流を通して、資料だけでは得られない体験的な学びとなりました。

夜には稲佐山に向かい、長崎の夜景を鑑賞しました。きらめく街の光を前に、生徒たちは感動した様子で写真を撮ったり、景色を眺めたりと大盛り上がり。研修旅行最後の夜にふさわしい時間を過ごしました。

4日目も、歴史・文化・平和について多くの学びを得る、充実した一日となりました。