中3 NZ研修旅行③

10月22日 笑顔と挨拶でつながる一日

今日もタウランガインターミディエイトスクールに登校です。
朝の点呼も全員がそろい、元気にスタート!

まず、コーディネーターのケイコさんから、日本とニュージーランドの文化の違いについてお話がありました。
ニュージーランドでは、目が合うと知らない人同士でもニッコリと笑顔を交わしますが、日本ではつい目をそらしてしまうことが多いとのこと。
また、ニュージーランドでは家族間でも顔を合わせるたびに「ハーイ」と挨拶をするそうです。
一方、日本では個人的に聞かれたことには答えても、全体に向けて質問されると遠慮がちで誰も発言しないことがあるなど、興味深い違いを教えてくださいました。
そのうえでケイコさんは、
「まずは目が合ったらニッコリと挨拶をしてみましょう。 日本人だけで集まっていると、現地の子たちは“日本人同士のほうが楽しいのかな”と思って話しかけづらくなってしまいます。自分の中の積極性と明るさを解放して、ニュージーランドの子たちと関わってみましょう!」
と励ましてくださいました。

そして今日のミッションは――
”どれだけ日本人だけで集まらず、現地の生徒たちに挨拶をして溶け込めるか!”

この日も学校では、運動会と通常授業が並行して行われていました。
バディのクラスで授業を受ける生徒もいれば、運動会で走ったり砲丸投げに挑戦したりする生徒もいて、それぞれの時間を過ごします。
授業のスタイルにも驚きがたくさん。机が一方向を向いているわけではなく、ソファーがあったり、カーペットの上に座ったり、時には寝転んで授業を受ける生徒も!教室はカラフルに飾られ、一つのテーマを深く調べる探究型の学びが中心でした。
一方、運動会組はつい日本人同士で固まってしまい、ミッションの達成はなかなか難しい様子。それでもランチタイムを過ぎる頃から、少しずつ変化が見られました。
作ってきた名刺をすでに配り終えて新しく作る生徒、人気者になっている生徒、ペイントに挑戦する生徒、おやつを分け合って会話を楽しむ生徒、片付けを一緒に手伝う生徒――。それぞれが自分らしい形で、少しずつ現地の雰囲気に馴染んできたようです。
もちろん、個人差もあり、まだ緊張していたり、ホームシックになっている生徒もいます。
けれど、ニュージーランドでの旅はまだ始まったばかり。これからもっとたくさんの出会いと経験が待っています。

明日は学校はお休み。
クラスのみんなでロトルアへ出かけます。
どんな楽しい思い出ができるでしょうか。
また明日!