中3 NZ研修旅行②

10月21日 タウランガ・インターミディエイト・スクールでの初登校!

今日から、いよいよタウランガ・インターミディエイト・スクールでの登校が始まりました。
緑に囲まれた広々とした学校で、清々しい朝を迎えます。
眠そうな表情を見せながらも、全員が時間内に登校できました。
車での送迎、スクールバス、自転車など、登校スタイルもさまざまです。

まずは、ニュージーランドの先住民族であるマオリの生徒たちによる歓迎会と文化交流会からスタートしました。
ニュージーランドではマオリの文化をとても大切にしています。
私たちもマオリのしきたりに従って入場。
入場の際には、マオリの子どもたちが大きな声で歌を歌い、温かく迎えてくれました。

続いて、先生と生徒代表からマオリ語による挨拶がありました。
言葉の意味は分からなくても、堂々とした話しぶりと力強い声から熱い思いが伝わってきました。
その後には歓迎の歌も披露され、真剣に歌う姿からマオリの誇りと文化への敬意が感じられました。

次はいよいよ私たちの番です。
小野田先生が英語で感謝のスピーチを行い、お返しの歌として元気いっぱいのアニメソングを披露しました。
マオリの子たちは体を揺らしながらリズムにのり、一緒に楽しんでくれました。

そして、ソーラン節の発表!
「最後のタワーがうまく決まるかな…」と少し不安もありましたが、声もよく出て、見事に成功!会場は大歓声に包まれました。
少林寺拳法の演武も堂々としており、観客から大きな拍手が送られました。

歓迎会の後は、4つのグループに分かれて日本の遊びや文化を紹介する文化交流会を実施しました。
マオリの子どもたちに身ぶり手ぶりを交えながら説明し、笑顔あふれる楽しい交流の時間となりました。

交流会が終わると、生徒たちはそれぞれのバディ(交流パートナー)のもとへ。
ちょうどこの日は運動会が行われており、天然芝のグラウンドでは生徒たちが裸足で元気に走り回っています。
聖隷の生徒も何人かが裸足になったり、顔にペイントをしたり、飛び入りで競技に参加したりと、現地の雰囲気を存分に楽しんでいました。

こちらの運動会は数日に分けて実施され、自分の出番がないクラスは通常の授業を受けています。
グラウンドでは、サンドウィッチを食べたり、応援したり、遊んだりと、それぞれが自由に過ごしており、日本の運動会との違いに驚かされました。

午後3時には授業が終わり、生徒たちはバディと一緒に帰宅したり、ホストファミリーに迎えに来てもらったりして、あっという間に校庭が静かになりました。
ホストファミリーとの楽しい時間が待っていることでしょう。

また明日、元気に会いましょう!